125ccバイク(原付二種)のメリット・デメリットとは?乗車がおすすめな人も紹介
「125ccバイクのメリットは?」「乗車がおすすめな人は?」などと悩んでいませんか?
125ccバイク(原付二種)は、年間の税金が2,400円と経済的で、燃費効率が良いため維持費を抑えられます。また、車体が軽く取り回しやすいため、バイク初心者の方でも安心して乗ることが可能です。
本記事では、125ccバイクのメリット・デメリットを詳しく解説します。乗車がおすすめな人の特徴もまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
125ccバイク(原付二種)のメリット10選
125ccバイクは、経済性と利便性を兼ね備えた実用的な移動手段です。具体的なメリットは以下のとおりです。
- 普段使いに最適な扱いやすさがある
- 250cc以上と比べて税金が安い
- ファミリーバイク特約で保険料を抑えられる
- 燃費効率が良く給油コストを節約できる
- 車体が軽量で取り回しが良い
- 2段階右折が必要ない
- タンデム走行(2人乗り)ができる
- 消耗品の交換費用が安い
- エンジン特性を活かした楽しい走行ができる
- セカンドバイクとしても持ちやすい
詳しく解説します。
普段使いに最適な扱いやすさがある
125ccバイクは、日常的な移動に最適な性能バランスを備えています。市街地での運転では適度な加速力と安定性を発揮し、狭い道でも余裕を持って走行することも可能です。
停車時や駐車時の取り回しが容易で、体格を問わず扱いやすい点が特徴的です。
250cc以上と比べて税金が安い
125ccバイクの年間税金は2,400円と、250cc以上のバイクと比べて経済的です。250ccバイクの税金が年間6,000円である点を考えると、大幅な節約になります。
軽自動車と同等の税金区分に分類されるため、経済的な移動手段として注目されています。
ファミリーバイク特約で保険料を抑えられる
自動車保険のファミリーバイク特約を活用すると、年間5,000円程度の追加保険料で補償が受けられます。通常のバイク保険と比べると、保険料を大幅に抑制できます。
人身傷害保険や対人・対物賠償保険といった基本的な補償が含まれるため、安心して運転することが可能です。
燃費効率が良く給油コストを節約できる
125ccバイクは1Lあたり40km前後で走行できる、優れた燃費性能を持ち合わせたバイクです。一般的な給油タンク容量は8L程度で、1回の給油で300km程度走行できます。
月間の燃料費も安く抑えられ、経済的な移動手段として活用できます。
車体が軽量で取り回しが良い
125ccバイクの車体重量は100kg前後と軽量で、停車時や駐車時の操作が容易です。車体の取り回しやすさは、狭い場所での方向転換や駐車時にメリットとなります。
女性やバイク初心者でも安心して扱える重量設定となっており、日常的な使用での負担が少なくなります。
2段階右折が必要ない
125ccバイクは普通自動二輪車として扱われるため、自動車と同じ感覚で右折できます。交差点での待機時間が短縮され、スムーズな走行が可能です。
右折時の安全確認がしやすく、初心者でも安心して運転できます。
タンデム走行(2人乗り)ができる
125ccバイクは2人乗りが法律で認められており、友人や家族とのツーリングが楽しめます。タンデムシートは十分なスペースが確保され、快適な2人乗りが可能です。
たとえば、荷物を積んだ状態でも安定した走行特性を維持できます。
消耗品の交換費用が安い
タイヤやブレーキパッドなどの消耗品は、250cc以上のバイクと比べて価格が安価です。タイヤ1本あたりの価格は約5,000円程度で購入でき、交換費用を抑えられます。
他にも、オイル交換も約3,000円程度で実施でき、定期的なメンテナンス費用を節約できます。
エンジン特性を活かした楽しい走行ができる
125ccエンジンは低速から中速域でトルクが豊かで、市街地での運転が楽しめます。アクセルワークに素直に反応し、運転の楽しさを実感できます。
エンジン回転数を上げて走る爽快感があり、スポーティな走りを楽しむことができます。適度なパワー特性により、安全に運転を楽しむことができます。
セカンドバイクとしても持ちやすい
125ccバイクのエンジンは、排気量の小ささを感じさせない楽しい走行特性を持っています。エンジンタイプによって異なる特徴があり、SOHCエンジンは低中速域での力強さが特徴で、DOHCエンジンは高回転まで伸びやかな加速を楽しめます。
用途に合わせて異なるエンジン特性を持つモデルから選べる点も、125ccバイクの魅力の1つです。
125ccバイク(原付二種)のデメリット5選
125ccバイクはメリットだけでなくデメリットもあるため、購入前に慎重な検討が必要です。具体的なデメリットは以下のとおりです。
- 高速道路や自動車専用道路の走行制限がある
- 長距離走行時の航続距離に制約がある
- 強風時に走行しにくい
- 急な坂道やタンデム時のパワーが弱く感じる
- 中古車市場では車種の選択が限定的である
詳しく解説します。
高速道路や自動車専用道路の走行制限がある
125ccバイクは高速道路と自動車専用道路の走行が法律で禁止されています。国道でも突然自動車専用道路に切り替わる区間があり、事前のルート確認が必要です。
標識を見落とさないよう、走行中は常に注意を払いましょう。
長距離走行時の航続距離に制約がある
125ccバイクが1回の給油で走行できる距離は約300km程度で、長距離移動では給油するタイミングを決めておく必要があります。燃費は走行状況により変動するため、余裕を持った給油を心がけましょう。
山道や高速巡航では燃費が悪化する傾向にあり、注意が必要です。
強風時に走行しにくい
車体が軽量なため、強風時には車体が流されやすい特徴があります。たとえば、高架橋や橋梁、海沿いの道路では注意が必要です。
バイクは横風の影響を受けやすいため、天候の確認も重要です。
急な坂道やタンデム時のパワーが弱く感じる
エンジン出力の制約により、急な坂道や二人乗り時にパワー不足を感じる場合があります。とくに、山道での走行時は適切なギア選択が重要です。
下り坂ではエンジンブレーキを活用し、安全な走行を心がけましょう。
中古車市場では車種の選択が限定的である
125ccクラスの中古車は、250cc以上のバイクと比べて流通量が少なく、選択肢が限られます。人気モデルは高値で取引されるケースが多いため、購入費用が高くなる可能性があります。
中古車購入時は、整備状態や走行距離を慎重に確認しましょう。
125ccバイク(原付二種)の乗車がおすすめな人
125ccバイクは、経済性と利便性を重視するライダーに最適です。とくにおすすめな人をまとめると、以下のとおりです。
- 通勤通学の移動手段として経済的な交通手段を探している人
- バイクの維持費を抑えたい若者や学生
- 都市部での移動を快適に行いたい人
- 趣味としてバイクを楽しみたい初心者
125ccバイクは、時間とコストの両面で効率的な移動手段です。そのため、初めてバイクを購入する方でも安心して運転を始められます。
まとめ
125ccバイクは経済性と実用性を兼ね備えた優れた移動手段です。二段階右折が不要でタンデム走行が可能など、実用面での利点が多くあります。
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