レンタルバイク利用時のヘルメット・備品は自前で用意すべき?基礎知識を紹介

レンタルバイク店では、有料でヘルメットのレンタルができることが一般的です。一方で、自分用のヘルメットを用意したほうが良いのか、ほかに用意すべきものがあるのかなど、迷ってしまうこともあるでしょう。
結論からいえば、レンタルバイクのヘルメットは、安全性と衛生面を考慮すると自前での用意がおすすめです。グローブやライダースジャケットなどの装備品も、快適で安全な走行のために用意しておくと良いでしょう。
本記事では、レンタルバイク利用時のヘルメットの基礎知識や安全基準について解説します。自前装備品の選び方まで詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
レンタルバイク利用時のヘルメットの基礎

レンタルバイク利用時のヘルメットは、安全性と快適性を両立する重要な装備です。道路交通法では、二輪車乗車時の着用が義務付けられており、違反すると1点の違反点がつけられます。
レンタルバイク店舗では有料でヘルメットを借りることが可能で、1日500円〜1,500円程度でレンタルできます。自前でヘルメットを持っていない方も、必ず着用するようにしましょう。
レンタルバイクで使用するヘルメットは自前がおすすめ
レンタルバイクでヘルメットを使用する際は、自前での用意を強く推奨します。ここでは自前がおすすめな理由について解説します。
サイズがぴったりのヘルメットを使用できる
頭囲のサイズに合わせたヘルメット選びが、安全な走行の基本です。メーカーによって差はあるものの、大人用のヘルメットであれば頭囲は54cmから62cmの範囲で、おおむね2cm刻みでサイズが用意されています。
試着時はあごひもを締めた状態で前後左右に大きく振っても、ヘルメットがずれないことを確認しましょう。
衛生面での不安がなくなる
レンタルヘルメットは不特定多数の人が使用するため、衛生面が気になるという方も少なくありません。自前のヘルメットであれば、衛生面での安心感が高まります。
夏場は汗の吸収や通気性が重要で、インナーの洗浄や消臭剤の使用が可能です。清潔なヘルメットの使用は、快適な走行と皮膚トラブル防止につながります。
長期目線で見るとコスト削減になる
自前のヘルメット購入は初期費用が必要ですが、長期的な視点では経済的です。レンタル料金は1日あたり500円〜1,500円程度で、月に2回以上の利用では1年以内に購入費用を回収できます。
定期的なメンテナンスで長く使用することもでき、品質の良いヘルメットは5年程度使えることもあります。レンタル料金の積み重ねを考えると、自前での用意がおすすめです。
レンタルバイクで使用するヘルメットの安全基準
バイク用ヘルメットの安全基準は、法律で厳格に定められています。安全基準として定められている規格は以下の通りです。
- PSCマーク
- SGマーク
- JIS規格
詳しく解説します。
必須の安全規格「PSCマーク」
PSCマークは、消費生活用製品安全法に基づき、製品の安全性を国が保証する制度です。認証マークは製品内側に表示され、製造年月日と製造事業者名が記載されています。
PSCマークのないヘルメットは、販売が禁止されています。PSCマークを取得していないヘルメットは、衝撃吸収性やあごひもの強度、視界の確保などに問題が生じる可能性もあるため、購入前にしっかりと確認しておきましょう。
事故補償付きの「SGマーク」
SGマークは製品の信頼性を示す指標として広く認知されているマークです。製品の安全性を保証する任意の認証制度の1つで、事故発生時には最大1億円の賠償が付帯されることが特徴です。
認証には厳格な試験が実施され、衝撃吸収性能や耐久性が確認されます。消費者を保護する重要な役割を果たす基準の1つなので、できる限りSGマークのついたヘルメットを選ぶことがおすすめです。
排気量別に定められた「JIS規格」
JIS規格は、製品やサービスの品質に関するルールを統一したものです。ヘルメットのJIS規格については、排気量に応じて2種類の基準が設定されています。125cc以下はJIS1種、126cc以上はJIS2種の規格が適用され、高速走行時の安全性確保に重点が置かれています。
規格の違いは衝撃試験の条件に表れ、JIS2種はより厳しい基準が設けられています。高速走行時の安全性を確保するため、排気量に応じた適切な規格選択が必要です。
レンタルバイク乗車時に自前で用意すべき備品

ヘルメット以外の装備品は、安全性と快適性を高める重要な要素です。ここでは、自前で用意すべき備品を紹介します。
グローブ(手袋)
バイク用グローブは、手の保護と操作性の向上に不可欠な装備です。転倒時の怪我防止だけでなく、アクセルやブレーキの繊細な操作を可能にします。
グローブは季節に応じて、通気性の良い夏用と防寒性能の高い冬用を使い分けます。手のサイズに合わせた選択が重要で、試着時には指の可動域と握りやすさを確認しましょう。
ライダースジャケット
ライダースジャケットは、転倒時の擦過傷や打撲から身体を守る防具です。プロテクターが内蔵され、肩や肘、背中などの重要部位を保護します。
季節や用途に応じて、メッシュ素材や防水素材など様々なタイプが用意されています。体型に合わせたサイズ選びと、走行姿勢での着用感の確認が必要です。
サングラスまたはゴーグル
目の保護具としてのサングラスやゴーグルは、強い日差しや飛び石から目を守るための道具です。UVカット機能付きの製品を選べば、長時間の走行でも目の疲れを軽減できます。
ゴーグルは、風の巻き込みを防ぐゴムバンド式が推奨されます。ヘルメットとの相性を確認し、視界の確保と装着感の良さを重視して選択することが大切です。
まとめ
レンタルバイク利用時のヘルメットは、安全性と快適性を考慮すると自前での用意がおすすめです。ヘルメットはバイクに乗る際に必須装備で、適切な規格とサイズ選びが欠かせません。
はじめてのヘルメット購入に不安がある方は、マンスリーバイクMK東京のレンタルサービスがおすすめです。マンスリーバイクMK東京では、PSCマークやSGマークなど安全基準を満たした清潔なヘルメットをレンタルできます。
グローブやライダースジャケットなどの必要な装備品も充実しており、手ぶらでバイクライフを始められます。安心・安全なレンタルバイク利用をお考えの方は、ぜひマンスリーバイクMK東京をご活用ください。
公式:マンスリーバイクMK東京