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2025/9/25

新基準原付の速度に制限はある?ルールが設けられた背景と利用時のポイントを紹介

豆知識

「新基準原付の速度制限は何km/h?」「新基準原付の速度制限が設けられた背景は?」などと悩んでいませんか?

新基準原付は、125cc以下で最高出力4.0kW以下の車両が対象ですが、法定速度は従来と同じ30km/hに制限されています。排ガス規制強化への対応や50cc原付での規制対応が困難な点が、制度導入の背景です。

本記事では、新基準原付の速度制限ルールや制度導入の背景を詳しく解説します。賢く利用する際のポイントもまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

新基準原付とは?速度制限など従来の原付との違い

黄色い原付バイクと緑色の原付バイクが並んでいる様子

新基準原付は、環境規制強化に対応するため従来50cc原付に加えて導入された、2025年11月1日から施行される車両区分です。125ccという大きな排気量でも、原付免許で運転できる制度として注目されています。

ここでは、従来の原付との違いや特徴について解説します。

参考

一般原動機付自転車の車両区分の見直しについて|警察庁

一般原動機付自転車について|国土交通省

「新基準原付」は125ccクラスがベースの新しい"原付一種"

新基準原付は、排気量125cc以下かつ最高出力4.0kW以下の車両が原付一種として定義されます。従来の50cc以下という制限から大幅に拡大されましたが、道路交通法上では従来と同じ「原付一種」として扱われます

125ccクラスの車両であっても、出力制限により原付免許での運転が可能です。新区分により、原付ユーザーの選択肢を広げながら、法的地位は変わらない仕組みが構築されています。

法定速度は30km/h、二段階右折も従来通り

法定速度30km/hや二段階右折義務、ヘルメット着用義務など、原付一種に課せられる全ての交通ルールが従来通り適用されます。

新基準原付が125ccベースでありながら速度制限が変わらない理由は、道路交通法上で原付一種として分類されているためです。排気量の拡大は環境規制対応が目的であり、交通安全の観点から速度制限の緩和は行われていません。

速度超過は従来と同じ違反点数・反則金

新基準原付で速度違反を犯した場合、従来の原付と同じ違反点数と反則金が適用されます。30km/hを超過した際の処罰内容に、排気量による特例措置は設けられていません

悪質な違反では免許停止処分の対象となるため、速度遵守が重要です。

スピードリミッターで物理的制限も継続

原付には、従来の原付と同様に60km/hで作動するスピードリミッターが搭載され、物理的な速度制限が実施されています。スピードリミッターにより、運転者の意図に関係なく一定速度以上の加速が制限される仕組みです。

電子制御システムによる速度管理により、法定速度の大幅な超過を抑制することが期待できます。

新基準原付の速度制限が設けられた背景

スクーターのタコメーターのクローズアップ写真

新基準原付が導入された主な要因は、以下の通りです。

  • 排ガス規制強化に対応
  • 50cc原付は規制対応が困難
  • 125cc以下の新区分が導入

詳しく解説します。

排ガス規制強化に対応

2025年11月施行予定の新排ガス規制では、原動機付自転車に対して環境負荷の大幅な低減が求められました。新たな環境基準により、一酸化炭素や炭化水素の排出量削減が義務付けられています。

排ガス規制強化により、従来の技術では基準達成が困難となり、バイク業界全体での対応が必要となりました。環境保護の観点から、より厳格な排出ガス基準が設定されています。

50cc原付は規制対応が困難

従来の50cc原付は、新排ガス規制をクリアするための技術的課題とコスト負担が深刻な問題となっています。小排気量エンジンでは、高性能な排ガス浄化装置の搭載が技術的に困難な状況です。

規制対応のための部品追加により、車両価格の大幅な上昇が避けられない見通しとなりました。多くのメーカーが50cc原付の生産終了を決定し、市場からの退場が相次いでいます

125cc以下の新区分が導入

市民の移動手段を維持しながら環境規制に対応するため、125cc以下で最高出力4.0kW以下の新区分が設定されました。新基準により、排ガス規制をクリアしつつ原付一種での運用が可能となっています。

新区分の導入により、従来の原付ユーザーが継続して二輪車を利用できる環境の整備が期待されます。

参考

二輪車車両区分見直しに関わる道路交通法施行規則改正について

新基準原付を賢く利用する際のポイント

POINTと書かれた木製ブロック

新基準原付を効果的に活用するには、購入前の実車体験と用途に応じた車種選択が重要です。以下に賢く利用するためのポイントをまとめました。

  • 購入前にレンタルバイクで使用感を確認する
  • 通勤・配達では燃費性能を重視する
  • 型式認定済みの正規車両のみを選択する

詳しく解説します。

購入前にレンタルバイクで使用感を確認する

新基準原付の購入検討時は、レンタルバイクサービスを活用し、実際の走行感覚を事前に体験するのがおすすめです。30km/h制限下での加速性能や走行安定性を実際に確認し、自分の用途に適しているかを判断できます。

マンスリーバイクMK東京では、新基準原付のレンタルが可能で、短期間で気軽に利用できます。短期間のレンタル利用により、高額な購入前のリスクを大幅に軽減することが可能です。

安心・安全な新基準原付体験をお求めの方は、ぜひご活用ください。

公式:マンスリーバイクMK東京

通勤・配達では燃費性能を重視する

新基準原付を毎日の通勤や配達業務で使用する場合、燃費性能が月々のガソリン代に直接影響するため、重要な選択基準です。30km/h以下の低速走行で効率よく走れる車両を選べば、運用コストを抑えられます。

燃費性能の高い車両を選べば、同じ走行距離でもガソリン使用量を減らし、年間を通じて燃料費を節約することが可能です。

型式認定済みの正規車両のみを選択する

新基準原付を購入する際は、型式認定を取得した正規車両のみ選択しましょう。認定外の車両や改造車両は、道路運送車両法違反となります。

改造車両の使用は、事故時の保険適用除外や刑事処分の対象となるため、選ぶ際には注意が必要です。

まとめ

新基準原付は2025年11月から導入される125cc以下・最高出力4.0kW以下の車両で、従来の原付と同じ30km/hの速度制限が適用されます。排ガス規制強化への対応として設けられた新区分により、原付免許での選択肢が拡大されました。

もし新基準原付の購入に迷いがあったり、実際の使用感を確認したい場合には、マンスリーバイクMK東京がおすすめです。

定期的な車両点検やメンテナンス、税金などの手続きは全て不要で、ヘルメットや鍵などの備品レンタルも充実しています。安心・安全な新基準原付ライフをお求めの方は、ぜひご活用ください。

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