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2025/10/16

バイクを増車するなら必見!セカンドカー割引で保険料を節約する方法

バイクの基礎知識

2台目のバイクが必要なら「セカンドカー割引」を知っておこう

バイクを増車すると「保険料が上がるのでは?」「手続きや等級はどうなるの?」と心配になる方は多いでしょう。とくに2台目の購入を検討しているライダーにとって、任意保険の設計は家計と安全の両面で欠かせないテーマです。

本記事では、初年度から保険料を抑えられるセカンドカー割引(バイクにも適用可能)を中心に、等級引き継ぎとの違いや補償の重複を防ぐポイントまで体系的に解説します。加えて、割増・割引率の早見表や適用条件チェックリストも用意しました。読んだ後は、ご自身のライフスタイルと家計に適した最適な保険選びの基準が明確になるはずです。

バイクを増やしたら保険はどうなる?知っておきたい基本のルール

バイクで走る男性

まずは、2台目購入時に必要な保険の基本を押さえておきましょう。

2台目のバイクも保険契約は必要!増車時の基本ルール

1台目の任意保険が2台目に自動で適用されることはありません。バイクは1台ごとに新規で任意保険契約が必要です。法律で加入が義務付けられている自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)だけでは対人・対物を十分に補償できないため、万一の賠償リスクに備えて任意保険加入を前提に考えましょう。

原動機付自転車なら「ファミリーバイク特約」で保険料を節約できる

2台目が125cc以下の原動機付自転車(以下、原付)なら、自動車保険の「ファミリーバイク特約」でカバーできる場合があります。家族の原付利用を広く補償でき、等級制度の影響を受けないのが特徴です。一方で補償範囲やロードサービス等は保険商品ごとに異なるため、バイク保険(単独契約)との補償の重複や不足を確認して選びましょう。

出典

ほけんの窓口|「ファミリーバイク特約の基礎知識」

バイク増車時はセカンドカー割引で保険料ダウン!仕組みとメリットを徹底解説

「保険料の負担を抑えたい…」そんな悩みを解決するのがセカンドカー割引です。条件を理解すれば、初年度からまとまった節約が可能になります。

6等級ではなく7等級からスタート!通常の新規契約との違い 

任意保険の新規契約は、初年度に割り増しがかかる6等級(6S)から通常スタートします。一方、セカンドカー割引を利用すれば、初年度から割引がある7等級(7S)から始められます。

スタート時の等級が1つ違うだけで、年間の支払額に大きな差が出ることもあります。下の表で割増・割引率と、仮に年間保険料を5万円とした場合のシミュレーションを確認しましょう。

等級

割増・割引率の例

年間保険料が
5万円の場合

ポイント

6等級

約+3%

約51,500円

通常の新規契約。初年度は割増で負担増

7等級

約ー20%

約40,000円

セカンドカー割引が適用。
初年度から割引スタート

※上記の割増・割引率や金額シミュレーションはあくまで目安です。実際の料率や保険料は保険会社や契約条件によって変動するため、最終的な保険料は必ず見積もりで確認してください。

出典

インズウェブ|2台目以降のバイクはセカンドカー割引で安くなる!

あなたは対象になる?セカンドカー割引の適用条件チェックリスト

セカンドカー割引は、以下の条件をすべて満たす必要があります。

  • 1台目の契約がノンフリート等級11等級以上であること
  • 2台目を新規契約として加入すること
  • 記名被保険者・所有者が本人または配偶者・同居親族であること
  • 使用目的が自家用(日常・通勤・通学など)に限られること

その他の細かい条件は、保険会社の約款やパンフレットで確認しましょう。

出典

三井ダイレクト損保|2台目以降のマイカー購入時の「セカンドカー割引」「複数台割引」について

保険会社ごとに条件は違う!見積もり比較で確実に節約する方法

家族範囲の定義や対象となる車種、年齢条件などは保険会社ごとに違いがあります。見積もり時は、①家族関係、②既契約の等級・事故歴、③使用目的(通勤・通学・日常レジャー)をそろえ、複数社で同条件比較を行うと、割引適用の可否や保険料差が明確になります。

どちらを選ぶのが得?等級引き継ぎとセカンドカー割引の違い

原付バイクの置物が2台並んでいる。それぞれ黄色と緑色。

セカンドカー割引としばしば比較されるのが等級引き継ぎ(車両入替)です。等級引き継ぎは、家族間で既存の等級をそのまま移せる制度で、条件やメリットがセカンドカー割引とは大きく異なります。

等級引き継ぎとセカンドカー割引の違いは?

等級引き継ぎは、本人・配偶者・同居親族の間で契約等級をそのまま継承できる制度です。

たとえば親が18等級を持っている場合、その等級を子どもの新しいバイクに引き継ぎ、子どもが18等級で契約を始めることが可能です。これにより、若年層にとって高額になりがちな保険料を大幅に抑えられます。

等級引き継ぎの利用には同居していることが前提で、別居予定がある場合は同居中に手続きを済ませておく必要があります。自動車とバイク、原動機付自転車と125cc超バイクなど、異なる車種区分間での引き継ぎはできません。

出典

インズウェブ|自動車保険で「親の等級をもらう」とはどういうこと?

どちらを選ぶと保険料が安い?

判断のポイントは「家族の等級を引き継げるかどうか」です。

  • 家族に高い等級を持っている人がいる場合、等級引き継ぎを優先しましょう。特に若年層が新しくバイクに乗る場合、大幅に保険料を節約できます。
  • 家族から引き継ぐ等級がない場合は、セカンドカー割引が有効です。7等級から始められるため、通常の新規契約より有利です。

どちらも細かな条件や制約があるため、実際に契約する際は保険会社の約款や見積もりで確認することが必須です。

ポイント

セカンドカー割引

等級引き継ぎ

スタート等級

7等級(初回契約で適用)

保有等級をそのまま引き継ぎ

主な条件

1台目が11等級以上

家族内・同一車種間

メリット

複数所有でも割引適用

より高い等級なら大幅割引

デメリット

等級引き継ぎほど大きな割引ではない

異種車間は不可

補償内容の重複は保険料のムダ!人身傷害・特約を整理してコスト最適化

保険と書かれた積み木が並んでいる。その周辺に電卓やボールペン、スマートフォンなどが置かれている。

バイクを複数契約する際によく見落とされがちなのが「補償内容の重複」です。内容を見直すだけで、毎年の固定費をしっかりと節約できます。

人身傷害補償が重複していないか確認!ムダな保険料を抑える方法

人身傷害補償は、事故で自分や同乗者がケガをした場合に補償されるものです。ところが複数のバイクや自動車保険で「一般タイプ」や「車内・車外補償タイプ」を重複して付けると、事故時の実際の支払いは一契約分のみになり、結果的に余計な保険料を払ってしまうことになります。

主となる1台だけ広い補償を付け、2台目以降は「搭乗中のみタイプ」など限定補償にするのが合理的です。契約時は家族全員の補償内容を整理し、不要な重複がないか必ず確認しましょう。

出典

三井ダイレクト損保|【バイク保険】人身障害補償特約の補償の重複について

125cc以下ならファミリーバイク特約で複数台まとめて安心

原付を含む125cc以下のバイクなら、自動車保険に付帯できる「ファミリーバイク特約」を活用するのも有効です。この特約は、同居家族や別居の未婚の子どもが所有・使用する複数台の原付や小型バイクをまとめてカバーできるため、バイクごとに個別で任意保険に入る必要がありません。運転者の年齢条件もなく、契約内容を変更しなくても家族が利用できます。複数台を保有している家庭では、バイク保険を個別に契約するよりも大幅に節約できる可能性があります。

出典

チューリッヒ保険会社|ファミリーバイク特約(原付特約)とは。デメリットはある?

レンタルバイク活用で維持費ゼロ!増車せずに楽しむ選択肢もあり

増車をせず必要なときだけ借りるレンタルバイクは、維持費や保険料を大幅に削減できる賢い選択肢です。

保険込みで手軽に楽しめる

レンタルバイクは任意保険やロードサービスが利用料金に含まれている場合が多く、万一のトラブルにも安心です。維持管理を気にせず、休日や旅行先で気軽に好みのバイクに乗れる点も魅力で、初心者や復帰ライダーにもおすすめできます。

増車にこだわらない柔軟なライフスタイル

所有台数を増やさずに利用シーンに応じて車種を選べるのがレンタルの強みです。大型やツアラーに乗りたいとき、街乗りに適した小型車が欲しいときなど、レンタルの自由さはコストを抑えつつ趣味の幅を広げ、ライフスタイルを無理なく豊かにします。

まとめ|バイク増車は「保険の設計」で差がつく!あなたに合う賢い方法を選ぼう

バイクを増車する際は、セカンドカー割引を活用することで7等級スタートとなり、保険料を初年度から抑えられます。家族に高い等級がある場合は等級引き継ぎ、125cc以下ならファミリーバイク特約なども検討し、補償内容の重複を避けながら最適な契約を選びましょう。

維持費が気になる場合にはレンタルバイクという方法もあり、用途やスタイルにあわせて選択肢を比較することが大切です。無理のない保険設計で、安心してバイクライフを楽しみましょう。

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