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2025/1/27

バイクタイヤのひび割れを防止する方法とは?原因や放置した際のリスクを紹介

トラブル・メンテナンス

「バイクタイヤのひび割れを防ぐ方法は?」「タイヤのひび割れが起きる原因やリスクは?」とお悩みではありませんか?

バイクタイヤのひび割れは、適切な予防と管理で防げます。ひび割れを放置すると重大な事故につながる可能性があるため、早めの対策が重要です。

本記事では、タイヤのひび割れが発生する原因から具体的な予防方法について解説します。ひび割れを放置した際のリスクもまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

バイクタイヤのひび割れが発生する原因

ひび割れが発生してしまったバイクのタイヤ

バイクタイヤのひび割れは、以下の要因が重なり合って発生します。

  • 経年劣化による素材の硬化
  • エアコン室外機での保管によるオゾンの影響
  • 不適切な市販のタイヤワックスの使用
  • 同じ場所に長期駐車した際の負荷が集中
  • 外での駐車による紫外線劣化

詳しく見ていきましょう。

経年劣化による素材の硬化

タイヤゴムは時間経過とともに内部の油分が徐々に抜け、硬化が進行します。製造から2年を経過したタイヤは、外部からの刺激に対する耐性が低下し、微細なひび割れが発生しやすくなります。

ゴム素材の劣化は製造時期から始まるため、新品タイヤ購入時には製造年月日の確認が必要です。 製造年月日から2年を超えたタイヤは、外部からの衝撃や負荷に対する耐性が著しく低下します。

エアコン室外機での保管によるオゾンの影響

エアコン室外機から放出されるオゾンは、タイヤゴムの分子構造を破壊する作用があります。オゾンによる劣化は目に見えない速度で進行し、表面から深部へと広がります。 

室外機付近での保管は、わずか数か月でタイヤ表面に微細なひび割れを発生させるため、注意が必要です。特に夏場は室外機の稼働時間が長くなるため、オゾンによる劣化が加速します。

不適切な市販のタイヤワックスの使用

一般的なタイヤワックスに含まれる石油系溶剤は、タイヤゴムの表面を溶かしてひび割れを誘発します。ワックスの光沢成分がゴム表面の保護層を破壊し、内部まで劣化が進みます。

不適切なワックスの使用は、タイヤ表面の微細な傷から大きなひび割れにつながるため注意が必要です。特にサイドウォール部分は薄いため、化学物質による損傷を受けやすい状態です。

同じ場所に長期駐車した際の負荷が集中

長期駐車時の一点集中的な荷重は、タイヤの接地面にひび割れを引き起こす原因の1つです。タイヤの自重による圧力が継続的にかかり、ゴムの分子構造が破壊されてしまいます。 

接地面の変形は時間とともに周囲へ広がり、放射状のひび割れパターンを形成します。特に重量のある大型バイクは、タイヤへの負荷が大きくひび割れが発生しやすくなるため、注意が必要です。

外での駐車による紫外線劣化

直射日光に含まれる紫外線は、タイヤゴムの分子結合を破壊し、表面から深刻なひび割れを発生させます。夏場の強い日差しは、タイヤ表面温度を60度以上に上昇させる原因です。

紫外線による劣化は季節を問わず進行し、1年以内に目視可能なひび割れを引き起こします。特に南向きの駐車場では、紫外線の影響が強くタイヤの劣化が急速に進行するため注意しましょう。

バイクタイヤのひび割れを放置した際のリスク

タイヤのひび割れを放置すると、突然のバースト(破裂)や空気圧低下による事故につながります。表面の小さなひび割れは、走行時の負荷で急速に拡大する危険性があるため注意しましょう。

他にも、タイヤ交換時期の遅れは修理費用が増加する可能性があります。安全性の確保とコスト削減のためにも、早期発見と対策が必要です。

バイクタイヤのひび割れを防止する方法

バイクのタイヤにフォーカスして撮られたバイクの写真

バイクタイヤのひび割れを防止するためにも、以下の対策を実施しましょう。

  • 車体を浮かせて保管する
  • サイドウォールを定期的にケアする
  • タイヤに含まれる油分を循環させる
  • タイヤゲージで空気圧を毎月チェックする
  • UVカット素材のカバーを使用する

詳しく解説します。

車体を浮かせて保管する

メンテナンススタンドを使用して車体を浮かせれば、タイヤへの負荷を軽減できます。前後輪を地面から離せば、特定部分への荷重集中を防ぐことが可能です。

スタンドは車体重量に適合した製品を選び、安定した場所に設置しましょう。長期保管時は月1回程度タイヤを回転させ、変形を防止します。

サイドウォールを定期的にケアする

タイヤ専用の保護剤を使用して、サイドウォール部分を定期的に保護しましょう。保護剤は紫外線や水分からタイヤを守り、ゴムの劣化を防止します。

塗布は清潔な布を使用し、薄く均一に行います。保護剤の効果は3か月程度で低下するため、定期的なケアが必要です。

タイヤに含まれる油分を循環させる

週に1回15分程度の走行で、タイヤ内部の油分を適切に循環させることが可能です。走行時の熱と振動により、ゴム内部の油分が均一に分散します。

走行距離は短くても、タイヤが適度に温まる程度の時間が必要です。気温の低い朝夕を避け、路面温度が適度な時間帯を選んで走行しましょう。

タイヤゲージで空気圧を毎月チェックする

タイヤの空気圧は月1回以上の頻度で点検し、メーカー指定値を維持しましょう。適正空気圧はタイヤの変形を防ぎ、接地面の負荷を分散させます。

点検は必ずタイヤが冷えた状態で行い、数値を記録して変化を把握します。空気圧の低下が早い場合はタイヤの損傷や劣化が疑われるため、早めのメンテナンスが必要です。

UVカット素材のカバーを使用する

高品質なUVカット素材のバイクカバーを使用し、紫外線から確実に保護しましょう。カバーは通気性のある素材を選び、内部の温度上昇を防止します。

装着時はカバーの裾をしっかりと固定し、風によるめくれを防ぐことも可能です。カバー自体の劣化にも注意を払い、破損や劣化が見られたら交換しましょう。

まとめ

タイヤのひび割れ防止には、適切な保管環境の整備と定期的なメンテナンスが不可欠です。予防的な対策を継続すれば、タイヤの寿命を延ばし、走行の安全性を確保できます。

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