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2025/7/10

原付で愛犬を運ぶ際のNG行為とは?起こりうるリスクと対策方法を紹介

交通安全

「原付に犬を乗せても違反にならない?」「愛犬を安全にバイクで運ぶ方法は?」などと悩んでいませんか?

原付に犬を乗せることは道路交通法の範囲内で可能ですが、適切な装備でしっかり固定し、安全を最優先にすることが大切です。法律や積載制限を守れば、愛犬と一緒に移動できます。

本記事では、原付に犬を乗せる際の法的ルールやNG行為について解説します。原付での犬移動中に起こりうるリスクや安全対策について詳しくまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

原付に犬を乗せる前に知るべき交通ルール

原付に犬を同乗させる際には、法律に従った積載方法で乗せる必要があります。ここでは、原付に犬を乗せる際に知っておくべき交通ルールについて解説します。

犬は道路交通法上「積載物」として扱われる

犬を原付に乗せる場合、道路交通法では犬を貨物と同じ「積載物」として分類され、積載物に関する規定が適用されます。規定がある理由は、運転者が犬を安全に運ぶ責任を持つ必要があるからです。

犬を積載物として扱うためには、キャリーバッグなどで確実に固定し、転落や飛び出しを防ぐ対策を徹底する必要があります。

原付の積載制限は重量30kg

原付で運べる積載物の重量は30kgまでと法律で定められています。もし犬の体重が制限を超える場合、同乗はできません。

制限が設けられている理由は、積載物の重さが運転操作や安全性に直接影響するからです。犬の体重やキャリーバッグの重さを事前に確認し、法律の範囲内で安全に運転できる状況を作る必要があります。

原付で犬を運ぶ際のNG行為

原付で犬を運ぶ際、以下のNG行為に注意しましょう。

  • 足元に犬を置いて足で挟む行為
  • 運転者や同乗者が抱っこしながらの走行
  • 荷台に犬を直接縛り付ける方法

詳しく解説します。

足元に犬を置いて足で挟む行為

犬を固定せずに原付の足元に置き、足で挟んで運転する方法は、急ブレーキやカーブで犬が飛び出すことや、停車中に逃げ出すといった重大な危険を伴います。

また、スクーターのステップボードに犬を乗せた場合、運転者がバランスを崩しやすくなり、転倒事故や犬の怪我が発生しやすくなります。犬の命と運転者自身の安全を守るため、必ず専用のキャリーバッグなどで固定することが重要です。

運転者や同乗者が抱っこしながらの走行

運転者や同乗者が犬を抱っこして原付に乗る行為は、運転操作に深刻な支障をきたすため非常に危険です。抱っこした犬が動いたり暴れたりすると、ハンドル操作やブレーキ操作が妨げられ、事故のリスクが大幅に高まります。

安全な移動を行うためにも、犬を抱っこするのではなく、体を固定できる専用キャリーやリュックを使用しましょう。

荷台に犬を直接縛り付ける方法

原付の荷台に犬を直接紐で縛り付ける方法は、犬に強い痛みや健康被害を与えるため、絶対に行ってはいけません。犬を荷台に縛ると、走行中の揺れや振動で体が締め付けられ、呼吸困難や怪我の原因となります。

犬の安全と健康を守るため、荷台には必ず安全基準を満たした器具を使用し、犬の体を無理なく固定しましょう。

原付での犬移動中に起こりうるリスク

原付の横に座る犬の画像

原付で犬を乗せての移動は、以下のトラブルが起こる可能性があります。

  • 犬の飛び出しや脱走による交通事故
  • 犬のパニックによる運転操作への支障
  • 振動や風による犬のストレス・体調不良

詳しく解説します。

犬の飛び出しや脱走による交通事故

原付で犬を運ぶ際に起こりうるリスクは、犬がキャリーバッグやリードから抜け出し、道路へ飛び出してしまう事故です。運転者自身や後続車のドライバーが急ブレーキをかけることで、重大な交通事故につながる危険性があります。

飼い主の管理が不十分な場合、損害賠償責任や慰謝料請求の対象となるため、犬の脱走を徹底的に防ぐ対策が必要です。

犬のパニックによる運転操作への支障

原付での移動中に犬がパニックを起こすと、運転者のハンドル操作やブレーキ操作に直接的な悪影響が及びます。犬は大きな音や振動に驚きやすく、急に暴れたり吠えたりして運転者の注意が散漫になり、事故のリスクが高まります。

犬が不安や恐怖を感じやすい性格の場合は、原付での移動を避けるか、十分に慣らしてから短距離移動に限定することが大切です。

振動や風による犬のストレス・体調不良

原付は車両構造上、走行中に強い振動や風を受けやすく、犬の体に大きな負担がかかります。振動や風圧は犬の平衡感覚を乱し、乗り物酔いやストレス反応を引き起こす原因となります。

暑い季節や寒い季節には、熱中症や低体温症のリスクも高まるため、無理のない移動計画を立てることが重要です。

原付で犬を運ぶ場合の安全対策

原付で犬を運ぶ際は、以下の安全対策が必要です。

  • 専用キャリーバッグで確実に固定する
  • 犬のサイズと積載制限を事前に確認する
  • 短距離移動での段階的な慣らし訓練を行う
  • キャリーバッグに慣れさせる
  • エンジンをかけずに原付に乗せてみる

詳しく解説します。

専用キャリーバッグで確実に固定する

犬を原付で安全に運ぶには、専用キャリーバッグを使い確実に固定する対策が不可欠です。キャリーバッグを使用する理由は、犬の飛び出しや転落を防ぎ、運転者の操作に支障を与えないようにするためです。

キャリーバッグは底面を原付の荷台にしっかりと固定し、ファスナーやロック機能で犬が自力で脱出できない構造を選びましょう。

犬のサイズと積載制限を事前に確認する

原付の積載制限は30kgと定められているため、犬の体重とキャリーバッグの重さを合計し、事前に確認する必要があります。積載制限を超える場合、運転操作に悪影響が出るだけでなく、道路交通法違反となるリスクもあります。

犬の体重は事前に動物病院や家庭用体重計で測定し、積載制限内で安全に運べるかを判断することが大切です。

短距離移動での段階的な慣らし訓練を行う

犬を原付で運ぶ際には、いきなり長距離を移動せず、短距離から段階的に慣らす訓練を行う必要があります。原付の振動や音、キャリーバッグ内の環境に慣れる時間を確保すれば、ストレスやパニックを防ぐことが可能です。

犬が落ち着いて過ごせるようにするためにも、移動距離を少しずつ増やし、無理のない範囲で安全な移動を目指すことが重要です。

キャリーバッグに慣れさせる

犬がキャリーバッグにストレスなく入れるようにするためには、日常生活で慣れさせておくことが必要です。キャリーバッグに慣れない犬は、移動中に暴れたり吠えたりする場合もあるため、事故のリスクが高まります。

キャリーバッグが安心できる場所だと認識させれば、移動時の不安やストレスを大幅に軽減できます。

エンジンをかけずに原付に乗せてみる

犬を原付に乗せる前に、エンジンをかけずに原付の上でキャリーバッグごと犬を乗せてみましょう。エンジン音や振動がない状態で原付に慣れさせれば、犬の恐怖心を和らげる効果が期待できます。

犬が原付の上でリラックスできるようになれば、次の段階として短距離の移動に進むと安全性が高まります。

まとめ

原付で犬を安全に運ぶためには、専用キャリーバッグの使用や積載制限の遵守、段階的な慣らし訓練が不可欠です。犬の体重やキャリーバッグの重さを事前に確認し、犬が安心できる環境を整えることが重要です。

しかし、原付での犬の移動には多くのリスクが伴うため、より安全で快適な移動手段を検討することをおすすめします。愛犬との移動でお困りの場合は、マンスリーバイクMK東京のレンタルサービスをご活用ください。

距離無制限の走り放題プランや法人・個人を問わない柔軟な貸出プランなど、お客様のニーズに合わせた選択ができます。愛犬との安全な移動を実現するため、まずはマンスリーバイクMK東京にご相談ください。

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